次にj を2 からm-1 まで変化させ、以下の計算を行います。
●(7) [A]{Uj}
●(8) αj={[A]{Uj}}T{Uj}
●(9) {Rj}=[A]{Uj}-αj{Uj}
-βj-1{Uj-1}
●(10) βj=√({Rj}T{Rj})
●(11) {Uj+1}={Rj}/βj
そして最後に以下を計算します。
●(12) {Um}={Rm-1}/βm-1
以上の計算から得られたαとβを下のマトリクス[T]に代入します。このマトリクスは、三重
対角行列になっているため、Bisection 法により固有値を計算できます。
そして固有値(λ)は、次の問題を解くことにより得られます。ここに、{ξ}は固有ベクトルに なります。
得られた固有値と正規固有ベクトルをλk と{ξk}で表すことにします。 すると、[A]{y}= λ{y}の固有値問題に対応するベクトル{yk}は、以下により得ることができます。
ここに、[U]はLanczos法によってえられた下に示す正規直交ベクトルの集合体です。
そして、[K]{x}= α2[M]{x}の固有値問題に対応する固有ベクトルは、定義に従い以下に示 すように[B]T で変換する必要があります。
BACK | NEXT |
---|
Menu | LU Decompo | Stiff | 3D Solid | 3D Fluid | Eigen&Lanczos | Sound Eigen | Solid Eigen | Solid Axisym |