Three Dimensional Finite Element Method
Sound Eigenvalue
-13

●Subroutine: INPUT●
プログラムMAKING-TEST-DATA.FOR等が作成する要素や節点の座標情報が記録されているファイルEIGN3D8.DATを 読み込みます。データが取り込まれる変数名は以下のようになっています。これまでに既に説明した 変数名は省きます。

変数名 タイプ 配列 意味/目的
MXE,MXN 整数 なし DIMENSIONで宣言している要素数と節点数の最大値
NE,NNODE 整数 なし 取り込まれる要素数と節点数
NODEX 整数 2次元 各要素に与えられている全ての節点番号
XCOORD 実数 2次元 各節点の座標値。
{節点iのX,Y,Z}={XCOORD(1,I),XCOORD(2,I),XCOORD(3,I)}
INPFILE 文字列 なし 入力ファイル名
DELTA 実数 なし シフトパラメーターです。
領域の大きさから最小の固有値を見つけます。
そしてここでは最小の固有値に0.9を掛算した値を
シフトパラメーターとしています。
NEIGEN 整数 なし [T]マトリクスの大きさ

●Subroutine: BANDWID●
[K]マトリクスのバンド幅をNODEX(I,J)から算出します。 引数のND,MXE,NE,NODEXは既に説明しましたので、省きます。

変数名 タイプ 配列 意味/目的
NBWDTH 整数 なし [K]のハーフバンド幅+1の値が入ります。

●Subroutine: GSM●
[K]と[M]マトリクスを構成するために必要な計算である 形状関数の微分掛算の積分と形状関数の掛算の積分を実行し、一時記憶場所に保管します。
引数のINTEPT,ND,MXE,MXN,NE,BPP,SF,W,NODEX,XCOORDは既に説明しましたので省きます。
このサブプログラムでは、要素毎に必要な積分を行います。 ∫∫∫[B]T[B]dVはSK(I,J)へ、∫∫∫[N]T[N]dVはSS(I,J)へ一旦記憶し、 全ての要素の計算が修了後、SK(I,J)はGSTIFF(IEL.M)、SS(I,J)はSOURCE(IEL,M)へ保管します。 GSTIFF(IEL.M)は[K]をSOURCE(IEL,M)は[M]をassembleするためのデータです。注意:[M]は他の技術問題の 解析で使っている[GEOM]と同じです。
[K]と[M]のassemblyはSubroutine: SUMUPで行います。[K]と[M]を直接Subroutine: GSMでassembleして しまうと、固有ベクトルの信頼性の検証のところで、もう一度積分し[K]と[M]をassembleする必要があります。 その無駄を避けるために、積分結果を一旦GSTIFF(IEL.M)とSOURCE(IEL,M)に記憶しておくことにしました。

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