Groundwater
Governing Equation-7

例えば、NMOVE(I)=5で、節点番号が20, 21, 22, 23, 24 とします。それらの節点を通過するように線を引くと直線になります。そして、プログラムでは、節点番号20を固定し、節点番号24を直線上で移動すると、節点番号21, 22, 23 もそれにつられて移動します。丁度、ラジオのロッドアンテナの様に。だだ、ロッドアンテナとの相違点は、節点番号21, 22, 23 も動くということです。節点番号の間の距離を等間隔にしたい場合は、JPOWER=1 とします。JPOWERを1以外に設定すると、節点間距離は、2次的に変化します。

前ページの図に従って、要素分割すると、下図の様になります。データ作成には、SET4MBC1.FORを使いました。このプログラムを実行するとファイル PARAM.DATMOVINGBC.DAT が作成されます。次にMOVING4BC.FORを実行します。結果として、ファイル NEWINPUT.DAT 、 SOLUTION.BIN(これはバイナリーファイル) 、 SOLUTION.FEM を出力します。プログラムMVG4FILE.FORはNEWINPUT.DATとSOLUTION.BINを読み込みファイル ELEMENT.OUTPOTENTAL.OUT を出力します。これらを表計算ソフトのエクセルに読み込ませると作図ができます。

Phreatic surface は、下図左の様になります。誤差設定を、ERALLOW=0.0005とすると、繰り返し回数19前後で計算は終了するはずです。また、等ポテンシャル線は下図右の様になります。


最終要素形状と
Phreatic surface

等ポテンシャル線

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