ステップ2の計算を、qn>0 になるまで続けます。つまり、点 A の位置が、下がり過ぎたことを意味しています。
次に、ステップ3 として、次の2つを行います。
計算結果より、Free surface の z 座標を z=h(x) とします。 |
次に、seepage face 側の点 A の qn=0 をチェックします。もし、qn>0 (流れが領域から外へ) の場合は、点 A の z 座標を z=zA+α(zA-zB)/2 とします。ここに、α=古いαの1/2 とします。点 A の進行方向が逆転する毎に、α=α/2 とします。これは、はさみうち法の1つですね。 |
■誤差の判定■
ステップ2 と ステップ3 を繰り返すと、seepage face 側の点 A の qn は、次第にゼロに近づいて行きます。では、どの時点で計算を打ち切るかです。
まず、qn をモニターしながら節点 A を移動します。つまり、seepage face を決めます。このとき、h(x)=新しい z とします。これは、上でも説明しました。
次に、Free surface の節点において、 error=|h(xi)-zi|/Height の最大値を求めます。ここに、Heightは、領域の最大高さです。この誤差の最大値が以下の条件を満足したときに、計算を打ち切ります。
許容誤差であるεは、main program で ALLOWANC として与えられています。
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