Groundwater

境界要素法の基本的な部分は、理解して頂けたでしょうか。特にC(ξ)については、念を入れて復習して下さい。C(ξ)を理解することにより、もやもやしていたこれまでの境界要素法の説明が一気に晴れ渡ります。

境界要素法の最初のアップリケーションとして、まずGroundwater を紹介します。多分、境界要素法の特徴を手軽に理解できるサブジェクトは、Groundwater だと思います。Groundwater の式は、Heat equationとまったく同じですので、ICチップなど熱解析にも応用できます。

有限要素法でもGroundwaterを紹介しました。有限要素法の場合、境界要素法と比較すると、境界条件が、あいまいな点が有ります。逆に言うと、境界要素法が厳密すぎるのかもしれません。皆様は、この点に注意しながら、境界要素法の応用テクニックを勉強して下さい。

さて、ここでの内容ですが、まず、境界要素法の特徴である Point source の使い方を紹介します。次は、有限要素法でも紹介した Free surface をもつ Aquifer の計算方法を紹介します。更に、Free surface と Point source の両方をもつ Aquifer も紹介します。最後に、領域に孔のある計算を紹介します。

Point Source
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境界要素法ならではのポイントソースの取り扱いについて紹介します。
Free Surface
-
有限要素法で紹介したFree surface を持つAquifer の計算を、境界要素法でも試みます。
Point Source &
Free Surface
Free surface を持つAquiferに水平方向にDrain pipe (暗渠)を設けたときの地下水の水位を計算します。
Holes in
Domain
ここでは、不浸透領域を再現するために、孔のある領域の計算を紹介します。


NEMU 2Dim Param Free Term GW Solid Unbound Ref
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