Groundwater
Free Surface-6

■例題 その1■
早速、計算を始めましょう。最初は、有限要素法でも計算が、わりと楽だった垂直壁をもつ堤防の例題です。下図の左を見て下さい。Aquifer の左壁の水深が10mです。そして、10m右へ行ったところに、右壁があります。そこでの水深は、2mです。下図の右に要素分割を示します。13の2次要素で分割しました。Input data は、ファイル名BEM2.DATにあります。下図の右とデータを比較してみて下さい。

Free surface の節点番号は、1から11までの11こです。Seepage face の節点番号は、21、22、23、24、25、26、1 です。節点番号は、必ず、反時計方向になるように記述して下さい。そして、Seepage face のデータの最後は、必ず qn=0 をチェックする節点にして下さい。

下の図に、free surface の状況と計算された seepage face の 節点 1 の高さを示します。文献と比較しても、良い結果を出しています。

上の境界条件で計算すると、約30回で収束します。許容誤差は、0.0001 としました。計算結果で、seepage face のqn をチェックしてみて下さい。ファイル名は、SOLUTION.BEM です。

計算が終了すると、Free surface と seepage face の線を描くためのファイル BEM2NEW.DAT も作成されます。

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