4-noded iso-parametric 要素で分割すると、下図の様になります。1つの円を16の要素で分割しています。図の中の青い点は、節点です。
図には節点番号が付けてありませんが、皆様は入力データファイルのDOMAIN.DATを見ながら、節点と座標値を確認して下さい。また、このデータファイルは、SET3.FORで自動生成されます。Internal points は、y 座標軸上に、50点設けました。
■Program: DOMAIN.FOR■
このプログラムは、前に紹介した積分式を、与えられたinternal pointの座標値(ξ)にしたがって、ただu(ξ)を計算するだけです。下表に計算を行うための主なSubroutine を紹介します。
Subroutine 名 | 役 割 |
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SHAPEF | 形状関数を計算する。 |
DERIV | 形状関数の微分を計算する。 |
GDM | [N]T[N]を計算する。 |
INDCTAJ | u(ξ)を計算する。 |
プログラムは、いたって簡単です。連立方程式を計算する必要もありません。ただし、Internal point の座標値(ξ)の決め方に注意して下さい。Internal point の座標値が節点の座標値と同じになると、r=0 になりDivided by zero のfloating point error になります。また、節点に接近した位置もよくありません。誤差が大きくなります。
それから、SET3.FORでは、d の値を画面から入力する様になっています。画面では、d/2 を入力するように聞いてきますので、注意して下さい。つまり、d=6 の場合、3を入力します。
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