General Information


このページに記載してある情報は、全て私がアメリカ留学中に集めた文献、レクチャーノート、本、インタビューから抜粋した事柄がベースになっています。したがって、用語は英語表示になっているところが沢山あります。無理に日本語に訳した用語もありますが、適切な日本語であるがどうかは保証できません。また、ここで紹介しているソフトも全て、私が留学中に作成したものです。また、教育に役立つ書類も沢山有りますので参考にして下さい。

■勉強の進め方■
このサイトでは、有限要素法(FEM)の基礎から応用までを紹介しています。下に10つの項目を用意いたしました。FEMについて初心者の方は、まず、1項目から5項目までを勉強されると、効率的にFEMが理解出来ます。つまり

続いて、弾性解析を勉強されることをお勧めします。

ここまでが、大学レベルです。

次の7項目から9項目までは、私が大学院で習得した事柄が、まとめてあります。つまり

また、貴方の勉強を助けるために、文献とFortran言語で書かれたソフトも用意しました。是非、FEMをマスターし、貴方の技術レベルをアップして下さい。

■FEMを知るきっかけ■
私が最初にFEMを目にしたのは、State University of New York at BuffaloのIrving H. Shames教授の講義(1979)でした。コースのタイトルは、Finite Element Methodで、Variational Approach(変分法)によりFinite Element Equation(有限要素式)を導くものでした。変分法による有限要素法の説明は、私にとってとても理解し易かったです。またインパクトの強いコースでした。

次の学期には、Virtual WorkによるFinite Element Methodコースを受講しました。これは、弾性解析がベースになっているため、大型のマトリックス演算が目立つコースでした。毎回、A3の紙を用意して授業を受けていました。なにせ未知数がベクトルですから、黒板のマトリックスを書き移すには、A3の紙が必要でした。この授業では、Rechard H. Gallagherの本を使いました。

その後は、Rechard H. Gallagherの授業を受けるために、University of Arizonaへ行きました。が、彼はCollege of Engineering & Mines のDeanの公務が忙しく、コースは教えていませんでした。運よく、この大学には、FEMを教えている教授が2人いました。DesaiとS. P. Neumanです。私は、Groudwater(地下水)のFEMを教えているS. P. Neumanのコースを受けました(1980)。Groudwaterの式は、Heat Equationがベースになっているため、マトリックス計算が簡単です。その代りに、時間依存やFree Surface等の問題を解くこと重点がおかれていました。この大学が位置している市Tucsonは、乾燥地帯にあり、地下水を勉強するには適した場所といえます。

その後は、State University of New York at Buffaloへ戻り、流体のFEMと境界要素法(BEM)の勉強をしました。流体のFEMを教えるコースはなかったため、文献をたよりに勉強しました。BEMは、P. K. Banerjeeのコース(1984)をとりました。

以上が概略です。”FEMを知るきっかけ”の詳細については、ここをクリックして下さい。

FEMを最も効率よく勉強する方法は、プログラムを作成することです。私が受けたコースには、必ずプログラム作成が義務付けられていました。私は、これまでに大小のソフト合わせて50以上のFEMプログラムを作成しています。勿論、殆どが確認用のソフトですが。

さー、貴方もFEMの勉強を、明日と言わず、今日から始めませんか。お手伝いしますよ。


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