Parametric Representation of Elements

一定要素での計算手順は、理解して頂いたでしょうか。一定要素は、境界要素法の基本であると同時にトラブルフリーの要素ですので納得の行くまで学習して下さい。
ここのセックッションでは、線形要素(Linear element)、2次要素(Parabolic element)、混合要素(Mixed form) による2次元BEMの離散化の方法を紹介します。対象となる微分方程式には、前回と同様のLaplace equation を使います。また、要素の独立変数は、Gauss 法で積分が出来るように、-1から+1までのパラメーター変数の無次元座標(η)で表わすことにします。

前にも言いましたが、BEM にはやっかいな問題である Corner Problems があります。このセックッションでは、Corner Problemsとは何かを紹介し、その問題の対処方法を3つ紹介します。

難易度技術的センス度Corner Problemsの対処法
基準基準一定要素で分割する
角に2点法を使う
連立方程式 [A]{x}={RHS} を直接組み立てる
一定要素と1次要素の混合による境界要素式で離散化する

ここでは、最後の方法を Mixed form 法 と呼ぶことにします。このセックションを終了するころまでには、Corner Problemsが何かが理解できるようになります。

最後に簡単な流体の例題を紹介します。

Linear
Element
線形要素による境界要素式の離散化を紹介します。そして、線形要素でLaplace 式を解くプログラムと例題の解析も紹介します。
Corner
Problems
境界要素法のcorner problems(角問題) について紹介します。上で紹介した3つの方法を詳しく解説します。
Mixed
Elements
Mixed form 法について説明します。これは、要素上の h(s)が線形で、qn(s) が一定として扱う方法です。
Parabolic
Element
2次要素による境界要素式の離散化を紹介します。線形要素と同様に、Laplace 式を解くプログラムと例題の解析も紹介します。
Numerical
Examples
ここで紹介するプログラムで、簡単な流体の問題の解き方を紹介します。


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