Electromagnetics and Ham Radio
Capacitance
下図の2つの円は、導線の断面です。左の導線には+1[C]そして右の導線には-1[C]の静電荷が 与えられた時に発生する電束密度のベクトルと電位(Electric Potential)の等高線を表しています。 ペア導線のキャパシタンスは、この電位を使って計算します。 ここでは、電位の方程式の導出とキャパシタンスの計算方法を紹介します。

■静電容量の定義■
ペア導体に電荷Qを与えらとき静電容量(Cpacitance)(C)は、以下の様に定義してあります。

\begin{eqnarray} C=\frac{Q}{V} \end{eqnarray}
Qは、電荷(charge)で導体の一方に+Q、他方に-Qを与えます。 すると、2つの導体には電位差Vが現れます。問題は、電荷Qを与えたとき、 どのようにすれば電位差を計算できるかです。
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