■Program BUCKLE.FORの紹介■
まず、プログラムを眺めて下さい。上のプログラム名をクリックするとプログラムが表示されます。このプログラムをコンパイルし、実行するためには入力用のファイルが必要です。入力ファイル名は、BUCKLE.DATにしてあります。
プログラムを眺めている最中に、訳の分からない変数名が沢山目についたと思います。とりあえず、基本的な変数と理解しにくそうな変数を下に並べてみました。ご覧下さい。
変数名 | Type | 意 味 |
---|---|---|
ND | 整数 | 要素内の節点数のこと。 |
MXE | 整数 | 領域内の最大要素数のこと。 |
MXN | 整数 | 領域内の最大節点数のこと。 |
P | 実数 | 力 P のこと。 |
NE | 整数 | 領域内の要素数のこと。 |
NNODE | 整数 | 領域内の節点数のこと。 |
NODEX(I,J) | 整数 | 要素毎に上流と下流の節点番号を指定する。 |
EI(I) | 実数 | 要素毎のEIのこと。 |
X(I) | 実数 | 節点の座標値のこと。 |
IBTYPE(K) | 整数 | 境界条件のこと。 Dirichlet型境界条件の場合は、IBTYPE=1 Neumann型境界条件の場合は、IBTYPE=2 を入力する。 境界条件の組み込みは、上流と下流の2箇所あることに注意して下さい。 |
BV(K) | 実数 | 境界値のこと。 |
A(I,J) | 実数 | 連立方程式のマトリックスです。これは、 NxNのフルマトリックスであることに注意してください。 |
RHS(I) | 実数 | 連立方程式の右辺です。計算が全て終了すると、この中に解析結果が入ります。 |
上表の説明でもまだまだ理解しにくいので、サブルーティン毎に説明します。
Subroutine INPUT
ここでは、ファイル(BUCKLE.DAT)からデータの読み込みを行います。下図をご覧下さい。この図に従いデータを書いてみました。
下表が BUCKLE.DAT に書き込まれるデータです。数値間はスペースで区切って下さい。
1. | 荷重 P=1. |
4 | 要素数 NE=4 |
1 1 2 1. | 第1列が要素番号、第2列が要素左端の節点番号、第3列が要素右端の節点番号、 第4列が要素のEI値となっています。要素数が4であるから、行数も4となる。 |
2 2 3 1. | |
3 3 4 1. | |
4 4 5 1. | |
1 0. | 各節点におけるx-座標値を示している。 要素数が4であるから、節点数は5である。 |
2 0.125 | |
3 0.25 | |
4 0.375 | |
5 0.5 | |
1 1. | 上流がDirichlet型境界条件(Type=1)で値が1.である。 下流がNeumann型境界条件(Type=2)で値は0.である。 |
2 0. |
上のデータでBUCKLE.FORを実行してみて下さい。結果が出ない場合は、私へE-Mail address(click here)して下さい。
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