Calculus in Finite Element Method
Integration and Integration by parts(1dim)
■定積分■
有限要素法で頻繁に使うのが、積分です。特に部分積分は、日常的に使いますので、是非、積分は、マスターして下さい。
まず、下を見て下さい。皆さんが、学校で勉強した定積分ですね。
このままでは、あまり有限要素法の役には立ちません。そこで、ちょっと視点を変えてみましょう。
例えば、u=xn+1/(n+1) とします。すると、du/dx=xn ですね。と言うことは、上の式を次の様に表すことができますよね。
すると、2つの関数(u,v)の積の微分の積分は、下の様になりますね。”の”が沢山出てきていますので注意して下さい。
ところで、2つの関数(u,v)の積の微分は、前に紹介した通り、次式になるんでしたよね。
上の式を使うと、2つの関数(u,v)の積の微分の積分は、次の様にも書けることになります。
そして、ちょっと並び替えると、下の部分積分の式になります。
上の式が正しいかどうかは、u=x2 と v=x3 で調べてみて下さいね。
また、u=log(x), v=x と置くと、log(x) の積分の式が得られます。
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