One Dimensional Finite Element Method
Final Remark-6

■次にの項■
この項は、通常、 Source Term (生成項) と言われています。そして、マトリックス表示を用いると、{u}と{δu}は次の様になっていました。

近似式:u(x)=[N]{u} 重み関数:δu(x)=[N]{δu}

そして、前のページを参考すると、生成項のマトリックス表示は、次の様になります。[B]が[N]に代わったと思えば良いでしょう。

上の式中の[N]T[N]を、前のページの[B]T[B]同様に、マトリックス演算をすると、次の様になります。

ここに、[N]=[N1 N2]です。また、N1=1-x/L とN2=x/L であるということを頭に入れて、[N]T[N]を0からLまで積分すると、下図に示す様な結果が得られます。

ここでちょっと、貴方に計算して貰いたいことがあります。それは、上のマトリックスの中味を全部足して貰いたいにです。結果は、L になりますね。どうして、L に成るか解りますか。ちょっと考えてみて下さい。

更に、[B]T[B]同様に、[N]T[N]も対称マトリックスである。これも、連立方程式の解法に有益な特徴です。

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